ども!よへえ@川口なびっ!です。
シフォンケーキFuuを始めてから早2年、気が付けばあんなに小さかった子供が終了式を迎えました。
光熱費・材料費が高騰し続け、お店を継続させるため夫婦二人でひたすら働き続けてきたこの2年と少しの期間、この小さな我が子に何がしてあげられたかと問われると本当に最低限のお世話をしてあげる事しかできなかったと思います。
それなのにとても元気に真っすぐにとても優しい子に育ってくれて、修了式では大きな声で先生や親、お友達に感謝の言葉を伝える事ができていました。
もっと遊んであげられたらいいのにね、もっと色んな所に連れてってあげたいね、もっと色々な事を教えてあげたいね。妻と良くこんな話をします。
僕達がかまってあげられなかった時間の分、園の先生方が我が子をとても立派に育ててくれていました。先生方の協力が無ければ私たちの生活は成り立たずお店も我が子もダメになっていたでしょう。本当に本当に感謝してもしきれません。
園に送り迎えに行った際に、いつも元気に「いってらっしゃい」「おかえりなさい」と出迎えてくれた先生方に心より感謝申し上げます。
もう一つ驚いたことがありました。
園がお休みの日曜日だけは子供も「今日は遊べる」と思っているにも関わらず、私たちはお店があり殆どの日曜日は僕が妻の両親にお願いしてお世話してもらっています。
喜んでおじいちゃんおばあちゃんの所に行くこともあれば「遊ぶって約束したじゃん!」と拗ねてしまう事もしばしばあります。
そんな事がつづくもんですから子供は「シフォンケーキ屋なんて無ければいいのに」「お仕事辞めればいいのに」と僕達がやっている仕事に良い感情を持っていない発言を多々しておりました。当たり前ですよね、朝早くから遅くまでほとんど一緒に居れないうえに、帰宅したら夕飯お風呂そのまま就寝ですから。やっとの日曜日でさえ両親揃って子供と一緒に何かできるのはほんの1時間程度というこの2年間でした。
そんな我が子が卒業文集の「おおきくなったら?」の欄(将来の夢みたいなこと)にシフォンケーキ屋さんと書かれていたんですね。
確かにたまに嫁さんや僕がくたびれてへとへとになっていると子供が「仕方ないな~二人がおじいちゃんおばあちゃんになったらシフォンケーキ屋さん手伝ってあげようか?」と言ったり、家でのルールを守らずに叱られた時などには「なんだよもう!シフォンケーキ屋さんになってあげないからね!」などと発言している事はありましたが、いつも一緒に居る時間を奪っているであろう「シフォンケーキ屋」に今でもやってあげようという気持ちがあるのかと嬉しくなりました。
これから小学生になり、更に色々な経験をして新しい夢が出てくることでしょう。それでいいんです。やりたいことを全力でやってほしいと僕達はお持っているし応援します。卒園おめでとう。